「Google Home Mini」がついにベールを脱いだ。Googleは米国時間10月4日、サンフランシスコで開催されたイベントで、同社のスマートスピーカの小型版を正式に発表した。Google Home Miniは、オリジナルの「Google Home」と同等の機能を持つ。ユーザーが音声コマンドで「Google Assistant」に指示を送ると、音楽のストリーミング再生、スマートホーム製品の制御、スケジュールのチェック、インターネットの検索などができる。
Google Home Miniは、これらの機能をコンパクトなボディに詰め込み、人気の高いAmazonの「Echo Dot」に対抗する製品となっている。オリジナルのGoogle HomeはAmazonの「Echo」の後を追って発売された製品だが、小型で安価なEcho Dotのおかげで、Amazonはスマートスピーカの販売を独占し続けている。Echo Dotは外部スピーカに接続することも可能だ。
Google Home Miniが外部の機器に物理的に接続できないことは、筆者にとって残念な点だが、Google Homeと同じように、音声コマンドを使って「Chromecast」のスピーカを制御することは可能だ。また、この日アップデートが発表されたGoogle Assistantの最新機能も利用できる。たとえば、自分の携帯電話を探してほしいと頼むと、その端末がマナーモードになっていても、音を鳴らしてくれる。また、家の中にある他のすべてのGoogle Homeデバイスにメッセージを一斉送信することも可能だ。
Google Home Miniは、コーラル、チョーク、チャコールの3色が用意されており、米国ではすでに予約注文を受け付けている。価格は49ドルだ。発売日は10月19日なので、予約したとしても長く待つことはないだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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