TrackR(トラッカール)は10月4日、探し物の場所を光と音で知らせるIoT製品「TrackR pixel(トラッカール ピクセル)」を同日より国内で発売すると発表した。
Bluetoothとスマートフォンを利用してクラウド上に位置情報を記録し、アプリ上で常に場所を把握することで「探しているのに、見つからない」といった悩みを解決する製品だ。
TrackR pixelは、2016年11月に発売された「TrackR bravo(トラッカール ブラボー)」で知られる、スマートフォンからの操作で音を発してアイテムの場所を知らせてくれる機能に加え、新しく「光で知らせる」機能を追加。カバンの底や車の座席の間など暗いところで落としたアイテムもLEDライトの光を使って探せるようになった。
もし、母体となるスマートフォンが見つからない場合は、本製品のボタンを押すことで、「iPhoneを探す」のように、近くにあるスマートフォンを鳴らすこともできる。TrackR pixelの音は変えられないが、スマートフォンを鳴らす音はアプリから自由に音楽などを設定できる。
TrackR pixelは直径26.2mm、厚さ5.6mmと100円玉程度の大きさだ。TrackR製品の中で最も小さいサイズの製品で、通信範囲が広がったことや、アラームの音量が大きくなったことでさらに広い範囲での探し物が可能になった。
価格は2980円(税込)。ブラック、ホワイト、グレー、レッド、パープル、ピンク、アクア、ブルーの8色展開だ。5980円の3個パックや8980円の5個パックなどもラインアップして順次販売予定だ。
TrackRはこれまでにもTrackR bravoやTrackR walletといった製品を、ソフトバンクのクラウドファンディングサービス+Styleを通じて展開してきた。
今回は、新たにビックカメラ、コジマ電気などの一部家電量販店で取り扱うほか、Amazon.co.jpや引き続き+Styleなどオンラインでも展開する。
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