Appleがコンピュータビジョンを手掛ける新興企業を買収したと報じられている。「iPhone」で写真ライブラリの整理に役立つものとなるかもしれない。
フランスを拠点とするRegaindは、そのウェブサイトによると、「画像から革新的な洞察を抽出する」ソフトウェアを開発している。人工知能(AI)を利用する同社のサービスには、顔認識や重複写真の認識、似たような写真の中で最良の1枚を選択する機能などがある。
TechCrunchは米国時間9月29日、「複数の情報筋」の話として、AppleがRegaindを既に買収したと報じた。買収条件は明らかになっていない。米CNETは買収について、AppleとRegaindにコメントや確認を求めたが、回答は得られていない。
Regaindの技術が、モバイルソフトウェア「iOS」の「Photos」アプリにさらなるAIを組み込もうとするAppleの継続的な取り組みを強化する可能性があることは想像に難くない。Appleは2016年に、いずれも機械学習の新興企業であったTuriとEmotientを買収したと報じられた。Emotientは、顔追跡技術によって人間の感情を読み取ることのできる技術などを開発していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力