マネーフォワードは9月29日、東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場した。公開価格は1550円だったが、初値は3000円をつけた。
同社は、家計簿アプリ「マネーフォワード」をはじめ、クラウド会計や確定申告、請求書発行などバックオフィスを支援するソリューション「MFクラウドシリーズ」を提供している。また、BtoB領域の後払い決済を提供するMF KESSAIを設立したほか、貯蓄アプリ「しらたま」のリリースなど、Fintechをコアに事業領域を拡大している。
株式の保有比率は、同社CEOの辻庸介氏が19.34%、ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合が17.39%、マネーフォワード取締役執行役員の浅野千尋氏が9.54%、同社取締役執行役員 CISOの市川貴志氏が7.00%、マネックスベンチャーズが5.58%、クレディセゾンが4.80%、静岡銀行が3.57%、SBIホールディングスが3.40%、マネーフォワード取締役執行役員の瀧俊雄氏が3.10%などとなっている。
なお、マネーフォワードの2016年11月期(第5期)の売上高は15億4217万円、経常損失が8億8259万円、純損失が8億8897万円となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス