個人向けの家計簿アプリ「マネーフォワード」や、法人向けの「MFクラウドシリーズ」などを提供するマネーフォワードは8月25日、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場を承認されたことを発表した。上場予定日は9月29日。
マネーフォワードは、同社代表取締役社長CEOの辻庸介氏が、ソニーやマネックス証券を経て2012年5月に設立。創業時はマネーブックという企業名だったが、同年12月にマネーフォワードへと変更した。家計簿アプリのほか、会計や確定申告、請求書などの業務クラウドサービスを提供している。
同社の2016年11月期(第5期)の売上高は15億4217万円、経常損失が8億8259万円、純損失が8億8897万円。
株式の保有比率は、同社CEOの辻庸介氏が19.95%、ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合が14.90%、マネーフォワード取締役執行役員の浅野千尋氏が9.47%、マネーフォワード取締役執行役員 CISOの市川貴志氏が6.60%、マネックスベンチャーズが4.78%、クレディセゾンが4.11%、マネーフォワード取締役執行役員の瀧俊雄氏が3.36%などとなっている。
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