Googleがスマートスピーカ「Google Home」の小型版を発売していると報じられたのは、8月のことだった。そして今度は、同社が大型バージョンも準備している可能性が浮上した。
9to5Googleは米国時間9月27日、匿名の情報筋からの話として、Googleがハイエンド版のGoogle Homeを開発していると報じた。この製品は「Max」というコード名で呼ばれ、ステレオスピーカを備えているという。米CNETはこの報道についてGoogleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
9to5Googleの記事では、ステレオ対応であること以外の詳細はほとんど説明されていないが、同じ情報筋の話によれば、デザインと素材が「プレミアム仕様」になっているという。音質の良さをうたうプレミアムデバイス、という製品特徴には聞き覚えがある。ひょっとするとGoogleはAppleの「HomePod」に対抗しようとしているのかもしれない。HomePodはAppleが7月に開催した年次開発者会議「WWDC 2017」で初めて発表され、12月に米国などで一般向けの発売が予定されている。
一方、スピーカメーカーのSonosも、自社製品をAmazonの音声アシスタント「Alexa」に対応させる計画を明らかにしたほか、独自の音声起動型スピーカを開発していることを示唆している。こちらのモデルは10月に発表される可能性がある。
Google Homeのハイエンドモデルが(そんなものが本当に存在するとして)、10月4日に開催予定の「Pixel」発表イベントで発表されるのかどうかは、今のところわかっていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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