「Skype for Business Online」は「Microsoft Teams」に取って代わられようとしている。
Skype for Business Onlineのすべての既存ユーザーをTeamsに移行させる時期について、Microsoftからの発表はない。だが「Office 365」担当バイスプレジデントのRon Markezich氏によると、同社は10月初めにもロードマップを提示し、Skype for Businessの機能をTeamユーザーが利用できるようにする時期を具体的に示す予定だという。
まず、新しい通話機能と強化された会議機能をTeamsで利用できるようにするために、固定電話番号での発信と着信、保留、転送、ボイスメール、音声会議(プレビュー版)を実行するためのアドインがリリースされる予定だ。これにより、Teamsのミーティングに電話で参加できるようになる。また、在席状況の確認、メッセージ、音声通話の機能をSkype for Businessと相互に利用できるようになる。
Microsoft幹部らは、IT専門家向けカンファレンス「Microsoft Ignite」で、初日の米国時間9月25日に、Teamsの会議機能と電話機能に関するデモを行った。
Microsoftはまた、今回の取り組みを進める中で、Skype for BusinessとTeamsに関連した機能名の一部を変更する予定だ。たとえば、「クラウド PBX」機能は「電話システム」、「PSTN会議」は「電話会議」という呼び名に変更される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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