iPhone SEからiPhone 8へ

iPhone SE
提供:Sarah Tew/CNET
Appleは今でも古い「iPhone SE」を、349ドル(日本価格は税別3万9800円)からというお手頃価格で販売している。現在入手できるiPhoneの中で最も小さく、角ばった端末で、4インチディスプレイのポケットサイズだ。
こうした要素があなたにとって重要であれば、iPhone SEに留まるべきだ。カメラとプロセッサの性能はiPhone 6sと同程度だ。だが、現在の新しいiPhoneのほとんどは性能がより高いことは知っておこう。
iPhone 8にして得られるもの
- 4.7インチの大型ディスプレイ、「3D Touch」対応画面
- 大きく改善された12メガピクセルカメラ(光学式手ぶれ補正、低照度性能、自動フォーカス、色の改善)
- 防沫・耐水性能
- 「Qi」対応の無線誘導充電
- ステレオスピーカ
- 7メガピクセルの前面カメラ(SEは1.2メガピクセル)
- 「True Tone」ディスプレイ(周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を調整する)
- 高速な「A11 Bionic」プロセッサ
- 標準で64Gバイト、最高256Gバイトのストレージ(現行デバイスは32/128Gバイト)
- 新しい動画撮影モード(24/60fpsでの4K動画撮影、240fpsでの1080pスローモーション動画)
- 4LEDのスローシンクロ対応フラッシュ
- 高速充電オプション(USB-Cの電源アダプタとケーブルが必要)
- ホームボタンのクリック感のある振動
iPhone 8にしても変わらないこと
- ピクセル密度(テキストと画像は現在と同じようにはっきり見える)
- バッテリ持続時間
- Touch IDの指紋センサ
- ARKitサポート
- Apple Payサポート
iPhone 8にしたら失うもの
- ヘッドホンジャックとクリックできるホームボタン
- 小さく、軽いデザイン
- 出っ張っていない背面カメラ
- 128Gバイトモデルはない
- お手頃価格(SEは低価格なiPhoneと見なされている)
iPhone 6からiPhone 8へ

iPhone 6
提供:Sarah Tew/CNET
ヘッドホンジャックを必要としなければ(これについては賛否両論ある)、「iPhone 6」オーナーはアップグレードした方がいい領域にいる。iPhone 6はまだ十分良いスマートフォンだ。日常使いにはそこそこの速さだし、Appleは19日にリリースした最新OS「iOS 11」へのアップデートで、この端末をまだサポートしている。とはいえ、iPhone 6は確実に時代遅れになりつつある。
iPhone 6を持っている理由が経済的なものなのであれば、費用を抑えてiPhone 7を買うのがいいだろう(iPhone 7はiPhone 8より150ドル、日本価格では1万7000円安い)。だが、最新最高のデバイスを買う用意があるなら、以下のリストを参照してほしい。
iPhone 8にして得られるもの
- 非常に改善されたカメラ(画素数が上がり、光学式手ぶれ補正などの多数の新機能が追加)
- 防沫・耐水性能
- 「Qi」対応の無線誘導充電
- ステレオスピーカ
- より長いバッテリ持続時間
- タッチ対応の「3D Touch」対応画面
- 「True Tone」ディスプレイ(周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を調整する)
- ガラス製の背面
- 高速な「A11 Bionic」プロセッサ
- 標準で64Gバイト、最高256Gバイトのストレージ(現行デバイスは16Gバイトから最高128Gバイト)
- 4K動画撮影機能
- 1080pのスローモーション動画撮影機能
- 「ライブフォト」機能
- かなり良いカメラフラッシュ
- 7メガピクセルの前面カメラ(iPhone 6は1.2メガピクセル)
- 高速充電オプション(USB-Cの電源アダプタとケーブルが必要)
- ホームボタンのクリック感のある振動
- ARKitサポート
iPhone 8にしても変わらないこと
- ディスプレイサイズとおおよそのサイズ(iPhone 8は0.4mm厚い)
- Touch IDの指紋センサ
- Apple Payサポート
iPhone 8にしたら失うもの
- ヘッドホンジャックとクリックできるホームボタン
- アルミニウム一体型の筐体
- 128Gバイトモデルはない