欧米の企業では、キュービクルと呼ばれる小部屋のような作業スペースを各従業員に割り当てるオフィスがよくある。邪魔なものが見えず周囲の会話からも隔離されるため、キュービクル内は仕事に集中しやすい。しかし、今はオープンなレイアウトを採用するオフィスが増えたし、ノートPCを持ち出してカフェなどでノマドワークする人も多い。コミュニケーションの活性化や気分転換にはよいが、1人でじっくり進める作業には向かない。
そこで、いつでもどこでもキュービクルにいるような集中力を発揮するのに役立つノートPC用キャリングケース「Alcove」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Alcoveは、クラムシェル型のノートPCを入れて持ち運び、作業する際にノートPCをセットしたまま拡げて使えるキャリングケース。画面の背後と左右を覆うカバーに囲まれて空間ができるため、持ち運び可能な超小型キュービクルといったように、周囲の目を気にせず作業しやすい環境が作れる。
ノートPCをカフェで使っていると画面は隣の人に丸見えだが、Alcoveならカバーに隠されて覗き見されにくい。また、照明や太陽の光も遮るので、画面が見やすくなる。遮音効果もあるそうだ。さらに、背面カバー上部にはバッテリ内蔵LEDライトが装着可能になっており、夜間などは手元を照らしながら作業できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月5日まで。目標金額の2万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月21日15時)で約1400ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと44日ある。
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