ホームステージング・ジャパンは9月21日、3D-VR撮影サービス「Matterport 3D Space」の一般提供を開始したと発表した。Matterport 3D Spaceは、物件内部を360度3D撮影し、PCやスマートフォン、VRゴーグルなどを用いてバーチャルツアーができるというもの。パノラマ画像のつなぎ目やゆがみのない、高画質かつ高精細な360度バーチャルツアーコンテンツの作成が可能だ。
360度撮影と同時に、特殊な撮影機材で3Dスキャンすることで、立体的な描画が可能。物件全体を立体的に表現する「ドールハウスビュー」で、物件の空間イメージを俯瞰視点で見られる。
作成したコンテンツは、PCやスマートフォンに加え、iPhoneやAndroid、OculusなどのVRゴーグルで、実際に施設内部にいるかのような、3Dバーチャル空間での閲覧が可能。ウォークスルー画面内の壁面や空間内に、文字やURリンク、画像や動画を埋め込むこともでき、施設内の注目ポイントに補足情報も付加できる。
本サービスはこれまで、ホームステージング・ジャパンが扱う物件に限定したオプションサービスとしてVR撮影をしてきたが、バーチャルツアーのニーズの高まりを受け、旅館や店舗、オフィス、公共施設、イベント会場、アミューズメント施設などへのサービス提供を開始した。
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