リークされた「iOS 11」の最終ビルドとされるものから、Appleが米国時間9月12日にイベントで発表すると予想される多数の機能が明らかになったようだ。新しい「AirPods」や、ユーザーの表情に応じたアニメーション絵文字などだ。
画像とともにリーク情報を報じたのは、9to5Macと、「iOS」アプリ開発者のSteve Troughton-Smith氏とGuilherme Rambo氏。Rambo氏とTroughton-Smith氏は7月下旬に、今回と同様に未完成だった新スマートスピーカ「HomePod」のファームウェアアップデートから、当時未発表だった情報を確認した。
今回の新しいリーク情報が本物であれば、新型「iPhone」が発表されると予想される12日のイベントで目にするはずだったサプライズの多くが先に判明したことになる。1000ドルの価格がつくとされる新しいハイエンド版のiPhoneに、「iMessage」用のアニメーション版絵文字や、「Face ID」が搭載されるという。Face IDは、顔をスキャンするだけで端末がロック解除できる技術の正式名称のようだ。この端末は、おそらく10周年を記念して「iPhone X」という名称になると報じられている。
今回リークされたiOS 11のファームウェアとされるものから推測される12日の発表内容は以下のとおり。
Face IDは、顔をスキャンするだけでiPhoneのロックが解除できる技術の正式名称のようだ。リークされた設定のGIFアニメーションによると、端末のロックを解除するには、顔を複数の角度でとらえたFace IDを提示する必要がありそうだ。これは、ホームボタンと「Touch ID」がハイエンド版iPhoneから取り除かれるといううわさに合致する。
GIFアニメーションの内容は、絶大な人気を誇るAppleのワイヤレスヘッドホンのマイナーチェンジと考えられる。充電表示ライトが充電ケースの外側に移され、充電ケースを開けなくてもAirPodsが充電されているかどうかを確認できるようになっているようだ。
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