Googleの「Android One」構想を長らく忘れていたとしても、それは仕方ない。低価格スマートフォンに軽量版「Android」を提供するこの計画は、開発途上国向けであり、先進国に住んでいる人は一度も実物を目にしたことがないかもしれない。
このAndroid Oneを採用するモデルに、Xiaomi(シャオミ)の「Mi A1」が加わったことが、インドのニューデリーで現地時間9月5日に発表された。本体が金属のMi A1は9月中に、インド、ロシア、インドネシア、香港、シンガポール、メキシコなど40カ国で発売される。
インドでは1万4999ルピー(約2万5000円)で販売されるMi A1は、純粋なAndroid体験を手に入れる安価な選択肢となる。
仕様の面では、大半のAndroid One端末よりはるかに強力だ。競合するAndroid One端末の大半がプロセッサにQualcomm製「Snapdragon 400」シリーズのチップを搭載する一方、Mi A1はより高速な「Snapdragon 625」を搭載する。また、Xiaomiのフラグシップ機「Mi 6」と同様に、背面カメラに12メガピクセルのカメラを2基搭載し、光学2倍ズームやポートレートモードにも対応する。
しかし、Xiaomiがまったく新しいスマートフォンを開発したと考えるなら、それは正確ではない。Mi A1は実のところ、中国では「Mi 5X」として知られているもので、今回それをグローバル市場向けに再パッケージしたのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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