Googleのスマートスピーカ「Google Home」は、ドイツで仲間を増やしつつある。
ベルリンで開催される家電見本市「IFA」に合わせて、Googleはスピーカの新製品3モデルで、同社の「Googleアシスタント」が採用されると発表した。この3モデルとはAnkerの「Zolo Mojo」、MobVoiの「TicHome Mini」、パナソニックの「GA10」だ。どのモデルも、Google Homeと同様の機能を持つとされている。つまり、音声コマンドに応答し、ユーザーのパーソナルアシスタントやスマートホーム向けコントローラの役割を果たすということだ。
Googleは先頃、Googleアシスタントを開発者に対して開放した。これには、サードパーティーの開発する新しいデバイスに、この機能を搭載してもらおうという意図がある。5月に開かれたGoogleの開発者会議で、筆者はGoogleアシスタントが作ったカクテルを試飲する機会を得た。だが、それを別とすれば、外部の開発者から大きな進展がもたらされたという実例や報道はなかった。IFAで発表されたスピーカの新製品3モデルは、Googleアシスタントを搭載した一般消費者向けのデバイスが、実際に発売に向けて動いていることを示す最初の兆しと言えるだろう。
これらのスピーカ3モデルは、いずれも2017年内に欧米で発売される予定だ。
またGoogleは8月30日付の発表で、LGの家電製品のGoogleアシスタント対応についても言及した。それによると、まもなくLG製の洗濯機、乾燥機、掃除機などを、音声コマンドで操作できるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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