1年前に発売されたサムスンの「Gear Fit 2」は、シャープなデザインと多彩な機能を特徴とし、人気モデルとなるあと一歩のところまで来ていた。だが、この製品には弱点があった。装着したままシャワーを浴びたり、泳いだりすることができなかったのだ。
そして今回、「Gear Fit 2 Pro」が発表された。この最新型モデルは、GarminやFitbitから発売されているフィットネストラッカーの最上位機種(さらに豊富な機能を備え、スマートウォッチに近い働きをする)にも対抗できそうに見える。何よりも重要なのは、水泳時にも使える5気圧防水、内蔵GPS、Spotifyのオフライン音楽再生に対応したことだ。
より大ぶりなサムスンのスマートウォッチ「Gear Sport」も同様の機能を持つが、それをGear Fit 2 Proのように、よりコンパクトなデザインに詰め込むことができれば、さらに良いはずだ。
とはいえ、機能が充実したぶん、価格は少し上昇した。Gear Fit 2 Proの販売価格は200ドルで、米国では9月15日に発売予定だ。
サムスンは、この新モデルで、心拍数の計測とフィットネストラッキングが改善されたとうたっている。前のモデルでは筆者はその点で失望させられたので、これは良い知らせだ。Gear Fit 2 Proは毎秒の心拍数を計測できるが、デフォルト設定では10分に一度の計測となっている。一方、フィットネストラッキングには、運動中の自動一時停止機能が追加された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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