サムスンが、「Amazon Echo」や「Google Home」、Appleの「HomePod」のようなスマートスピーカに取り組んでいることを確認したとCNBCが報じている。
サムスンのモバイル部門プレジデントを務めるDJ Koh氏が、「Galaxy Note8」発表前のインタビューで、スマートスピーカを準備中だと述べたという。
Koh氏はCNBCに対し、「おそらく近く発表する。既に準備を進めている」と述べたようだ。
サムスンにコメントを求めたがすぐに回答は得られなかった。
The Wall Street Journal(WSJ)は7月、サムスンが音声アシスタント「Bixby」を搭載するスマートスピーカを開発していると報じていた。「Vega」という開発コード名で、1年以上前から開発が進められているが、多くの機能や仕様がまだ確定していないとされていた。
サムスンは、競合ひしめく市場に参入しようとしている。このような音声駆動の固定スピーカは台所やリビングで使用でき、音楽を再生したり、ピザを注文したり、照明を落としたり、さらにはジョークに答えさせたりといった操作を、画面をのぞき込んだり手を使ったりすることなく実行することができる。
多くのIT企業が現在、スマートフォンではなくスマートスピーカが未来のスマートホームの中心になると予測している。スマートスピーカの人気は今後急騰すると予測されており、Strategy Analyticsによると、2016年にはわずか180万台だった世界販売台数は2020年までには1500万台に達する見込みだという。
さらにKoh氏はCNBCに対し、サムスンが来週のイベントで「Gear S」シリーズの次期製品となる新しいスマートウォッチを発表する予定であることも明かした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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