ヌーラボは8月30日、オンラインプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」を教育機関向けに無償提供するサービス「Backlogエデュケーション」を本格的に開始すると発表した。
Backlogエデュケーションは、教育機関におけるICT活用を目的としたサービスで、Backlogのプレミアムプラン(月額1万6800円)を教育現場に無償で提供する。同社では、4月に数カ所の教育機関で試験提供を実施。今回、NPO法人おおいたクリエイティブボックスの設立にともなう全面提供を機に、本格的にサービスを提供することにしたという。
同サービスによって教育機関は、課題管理・作業計画が一目で分かるガントチャートやマイルストーン、議事録作成などのWiki、コミュニケーション機能などを無料で利用できるようになる。
ヌーラボでは、学生のラーニングツールとして授業やグループ課題にBacklogを導入することで、チームメンバーとコラボレーションしながらプロジェクトを進める楽しさや、プロジェクトの進捗把握・管理のノウハウ、技術や知識を学習する意欲などを養えるのではないかと説明する。
なお、同社のオンライン作図ツール「Cacoo(カクー)」も同様に教育機関向け無料プラン「Cacooエデュケーション」を提供しており、これまでに67カ国1000校以上で活用されているという。
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