Essential Phoneについて知っておきたい、特に重要なポイント
本体のつくり
- 豪華だが、素材の都合で若干重い
- スリムなベゼル
- 光沢が強く、指紋が目立ちやすい
- 接続端子は小さく、使いやすい位置にあって、マグネットは強力
- 指紋センサは背面の中央にあって使いやすい
- 前面カメラはスクリーンの中央にあるが、通知を阻害することはない
- 本体は温度が上がるが、これまでのテストでは危険なほど加熱するわけではなかった
- 耐水性はなし
- 専用ヘッドホンジャックはなし
スクリーン
- 高輝度の5.7インチLCDディスプレイ、2560×1312ピクセル
- 前面カメラはスクリーンに割り込んで配置されているが、通知の邪魔にはならない
アクセサリの360度カメラ
- 別売りで199ドル(Essential Phone本体とのセット販売は749ドル)
- 正しい位置への取り付けが非常に簡単
- 内部に部品冷却用のファンがあって回転音も聞こえるが、動画撮影時にはオフになるため、録画中にファン音が拾われることはない
- 360度カメラは、本体のバッテリ、ストレージ、インターネット接続を利用する
Androidソフトウェア
- 発売時に搭載されるのは「Android 7.1.1 Nougat」で、2年間のAndroidアップデートと、3年間の月次セキュリティアップデートが、それぞれ保証される。
- 筆者が試用した米通信大手のSprint版でさえ、余分なソフトウェアはほぼ含まれていないクリーンなインストール状態だった。シンプルさを望むユーザーには好まれそうだ。
- 前面カメラの割り込みについては、どのアプリでも十全に対応しているわけではない。Essentialは、Androidアプリを開発する上位100社に対して画面レイアウトに合わせた最適化を依頼しているという。米CNETのテストでは、アプリが完全に遮られているようには見えなかった。
販売される地域と価格
Essential Phoneは全世界で販売されるが、まず北米で発売されてから、ほかの地域で順次発売となる。米国では、Essential.com、Best Buy、Sprint、Amazonで販売される。アンロック版(つまり、キャリアを利用しない)を購入する場合、米国の全ネットワークに対応する。カナダのTELUSでも取り扱われる。Essentialによると、Essential.comで販売しているデバイスは、購入から7日以内に出荷されるという。
Sprintの先行予約購入はなかなかお得だ。1年半にわたって毎月14.58ドルを支払えば、半額で購入できる。ただし、これが適用されるのは現時点ではブラックのみとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。