GEの元最高経営責任者(CEO)Jeff Immelt氏が、Uberの次期CEO候補を辞退した。
Uberの取締役会は米国時間8月27日、2カ月間不在となっているCEOの後任について投票を行うと見られていた。最有力候補とされていたImmelt氏は27日午前、ツイートで自身の決断を表明した。
I have decided not to pursue a leadership position at Uber. I have immense respect for the company & founders - Travis, Garrett and Ryan.
— Jeff Immelt (@JeffImmelt) 2017年8月27日
20人を超える従業員の解雇につながったセクハラ疑惑など、スキャンダルが相次いだことを受けて共同創業者のTravis Kalanick氏が6月にCEOを辞任して以来、UberはCEO不在の状態が続いている。またUberは、機密情報盗用をめぐってWaymoに提訴されている。Waymoは、Googleの親会社であるAlphabet傘下の自動運転車部門だ。
eBayの元CEOで現在Hewlett Packard EnterpriseのCEOを務めるMeg Whitman氏も、候補として名前が挙がったが、Whitman氏は7月、「UberのCEOはMeg Whitmanにはならない」と明言し、憶測を一蹴した。
Kalanick氏がCEOとして復帰することを目論んでいるのではないかとの憶測も生じたが、Uberは全面的に否定している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」