Uberの配車予約件数は増加しているものの、同社が黒字化を達成するまでの道のりは依然として長いのかもしれない。
Uberは米国時間8月23日、第2四半期決算を発表した。同社がAxiosに提供した数字によると、第2四半期の調整後純損失は6億4500万ドルで、前期の7億800万ドルから縮小したという。Uberは株式公開企業ではないので、財務情報を公開する義務はないが、2017年に入って、そうした情報の開示を開始した。このことは、同社が近い将来、新規株式公開(IPO)の実施を検討している可能性を示唆する。
全世界でアプリ経由で予約された配車件数は前年同期から150%増加した。配車予約の総売上高は87億ドルで、前期の75億ドルから増加した。調整後純売上高は17億5000万ドルで、前期の15億ドルから増加した。
Uberの資金繰りは依然として強力だ。同社によると、第2四半期末時点の手元現金は66億ドルで、前期の71億ドルから減少したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」