高級か庶民的かにかかわらず、食事をおいしくするスパイスは、気の置けない友人や家族との楽しい会話。そんな食卓に、お気に入りの音楽、夜であればムードを高める明かり、料理を好みの味に調整するテーブルソルトがあれば満点だ。
今回は、この強引な導入シーンを実現させるスマートデバイス「SMALT」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
SMALTは、テーブルに置いて使う、Bluetoothスピーカ兼LEDテーブルライト兼ソルトディスペンサー。スマートフォンや音楽プレーヤとワイヤレス接続すれば、好きな音楽を流せる。ボディ上部に設けられたLEDは、食事や部屋のイメージに合わせて色を変えられる。
ソルトディスペンサーとしては、塩を料理に振りかける単なる瓶だった20世紀のテーブルソルトとまったく違う。上部のダイヤルを回すと、指定した量の塩が下部の小さなトレイに用意されるのだ。これならば、誤って料理の上に塩の山を築く心配はない。
そのうえSMALTは、スマートフォンと連携し、各種機能をアプリから操作できる。LEDの色を調整するほか、塩の量を指定することも可能。スマートフォンを振ったり、画面をピンチしたり(つまんだり)して塩を出す、ユニークなジェスチャー認識機能も備えている。
Amazon.comの音声アシスタントサービス「Amazon Alexa」にも対応。音声アシスタントnデバイス「Amazon Echo」に話しかけると、SMALTが指定された量の塩を出してくれる。
さらに、SMALTは、アプリで出した塩の量を記録している。摂取する塩分を控え目にしたい人にとって、便利な機能だろう。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間8月25日12時)で約9300ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと7日ある。
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