Uberが、新しいアプリ内チャット機能を発表した。匿名化されたランダムな番号からの音声着信やテキストメッセージが、ユーザーが待っているUberからのものかもしれないという状況は過去の話になりそうだ。
このチャット機能は、主にドライバーへ指示を送る目的で開発されており、たとえば、条件や乗客を拾う場所などを知らせるのに使われる。運転に支障をきたさないよう、チャットは音声で読み上げられ、ドライバーは親指を立てる「OKサイン」で簡単に返信できる。
チャット機能は、Uberのアプリのフィード内から利用できる。乗客とドライバーは、チャットが送信されたり、読まれたことを確認できる。
乗客とドライバーは、連絡のために匿名化された番号を共有する必要がなくなる。Uberは、「アプリ内チャットは、数週間かけて各国の乗客とドライバーに段階的に提供される」と述べている。
Uberが米CNETに述べたところよると、これまでに数カ国で匿名化技術を展開してきたという。
「アプリを使わずにドライバーにショートメッセージを送ったり音声発信したりする場合(またはその逆の場合)、ランダムな番号を使用することになる。この技術はこれまで、どこでも利用できるわけではなかった。そのことが、この新機能が体験を標準化し、役に立つ理由だ」(Uber)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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