Android Policeの米国時間8月21日の報道によると、Googleは「Google Home」の小型版の開発に取り組んでおり、早ければ2017年秋にもこの製品を発表する可能性があるという。
このデバイスの詳細はほとんど明らかになっていないが、「Amazon Echo」に続いて発売された小型の「Echo Dot」と同様、Google Homeの単なる小型版である可能性もある。Googleの新しいスマートホームデバイスは秋のハードウェア関連イベントで披露される見通しであり、このイベントでは、新しい「Google Pixel」スマートフォン2機種と新しい「Pixel」ブランドの「Chromebook」も発表される予定だと、Android Policeは報じている。
GoogleがGoogle Homeの新バージョンを急いで投入しようとしていることは、ユーザーの自宅とコネクテッドデバイスの支配をめぐる戦いの激しさを浮き彫りにしている。Amazonは自社のスマートスピーカを家庭に普及させることに関して他社に大きな差を付けており、音声アシスタント「Alexa」の機能を積極的に強化しているが、Googleは独自のHomeスピーカの売り込みに懸命に取り組んでいる。
Google Homeの心臓部にあるのは「Googleアシスタント」だ。Googleアシスタントはデジタルヘルパーで、ユーザーが楽曲を再生するのを支援したり、フライト情報を提供したり、カレンダーの予定を通知したりする機能を備える。Googleアシスタントは人工知能(AI)を搭載する。ユーザーとその行動について学習し、そのユーザー向けにパーソナライズされた答えを返せるようにすることが狙いだ。
米CNETはGoogle関係者にコメントを要請したが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス