Microsoftの共同創設者であるBill Gates氏が6月初旬、同社の株式6400万株(推定46億ドル相当)を寄付したことが、このほど公開された米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。
その結果、Gates氏がPaul Allen氏と共同で創設したMicrosoftの株式のうち、Gates氏の保有残高は1.3%になったとBloombergは推計している。これに対し、1996年の時点でGates氏が保有していたMicrosoft株は24%だったとBloombergは伝えている。
GeekWireは、6400万株の寄付の受け手がビル&メリンダ・ゲイツ財団であることを確認した。
Microsoft最大の個人株主は引き続き、前最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏だ。Gates氏は第2位で、Microsoftの現CEOであるSatya Nadella氏が第3位となっている。Ballmer氏は、2014年頃より同社最大の個人株主の座を維持している。
Microsoftによる2016年の株主総会招集通知によると、2016年秋の時点でGates氏は同社の普通株の2.46%を保有していた。
Bloombergによると、Gates氏による今回のMicrosoft株の寄付は、同氏の寄付金としては2000年以降で最高額だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス