ビル・ゲイツ氏、マイクロソフト株保有わずか1.3%に

Mary Jo Foley (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2017年08月16日 11時40分

 Microsoftの共同創設者であるBill Gates氏が6月初旬、同社の株式6400万株(推定46億ドル相当)を寄付したことが、このほど公開された米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。

 その結果、Gates氏がPaul Allen氏と共同で創設したMicrosoftの株式のうち、Gates氏の保有残高は1.3%になったとBloombergは推計している。これに対し、1996年の時点でGates氏が保有していたMicrosoft株は24%だったとBloombergは伝えている。

Bill Gates氏

 GeekWireは、6400万株の寄付の受け手がビル&メリンダ・ゲイツ財団であることを確認した。

 Microsoft最大の個人株主は引き続き、前最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏だ。Gates氏は第2位で、Microsoftの現CEOであるSatya Nadella氏が第3位となっている。Ballmer氏は、2014年頃より同社最大の個人株主の座を維持している。

 Microsoftによる2016年の株主総会招集通知によると、2016年秋の時点でGates氏は同社の普通株の2.46%を保有していた。

 Bloombergによると、Gates氏による今回のMicrosoft株の寄付は、同氏の寄付金としては2000年以降で最高額だという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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