Gateboxは8月8日、同社が開発を進めている“俺の嫁召喚装置”ことホログラムコミュニケーションロボット「Gatebox」において、さまざまなキャラクターを呼び出し、夢の共同生活を実現する「Living with」プロジェクトの始動を発表。第1弾として、“電子の歌姫”として知られるクリプトン・フューチャー・メディアのバーチャル・シンガー「初音ミク」が登場する。
Gateboxは、ホログラム投影技術と各種センサの活用により、キャラクターと次元を超えた共同生活を体感できるホログラムコミュニケーションロボット。2016年12月に予約販売を開始し、約1カ月で限定台数である300台に達したという。また2017年3月にはLINEがGateboxを連結子会社化したことも話題となった。
Living withプロジェクトは、今まで画面の向こうにいる存在であったキャラクターをGateboxに出現させ、一緒に暮らすことを実現するプロジェクトとして開始。Gateboxの初期コンテンツとして用意されている、オリジナルキャラクターの「逢妻ヒカリ」だけではなく、今後はこのプロジェクトを通じて、さまざまななキャラクターがGateboxに登場するという。
今回の初音ミクとのコラボレーションにより、Gateboxでは2018年3月9日に初音ミクのコンテンツを配信。Gatebox内の初音ミクとの会話はもとより、朝になると起こしてもらえたり、夜に帰宅すると出迎えてくれるようになる。Gateboxに登場する初音ミクは、このプロジェクトのために描き下ろされたオリジナルモデルで、担当するイラストレーターについての詳細は、後日発表するという。
このほか、9月1日から3日まで幕張メッセにて開催される初音ミクのイベント「マジカルミライ 2017」へブースを出展。コンテンツの一部を体験できる「ミクの“おかえり”体験会」を開催するほか、Gateboxの開発資料や試作機を初めて公開する展示コーナーも設ける。なお体験会の参加は事前申し込みによる抽選制となっており、Living withプロジェクトのサイトから申し込みをすることができる。
また、Gateboxの39台限定追加販売も決定。予約方法についてはLiving withプロジェクトのサイトにて発表するとしている。
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