LINEは3月2日、クラウドAIプラットフォーム「Clova(クローバ)」を発表した。これに併せて、バーチャルホームロボット「Gatebox」を展開するウィンクルを連結子会社化することを明らかにした。買収額は非公開。
Gateboxは、好きなキャラクターと一緒に暮らせるバーチャルホームロボット。最新のプロジェクション技術とセンシング技術を組み合わせることで、キャラクターをボックス内に呼び出してコミュニケーションできる。朝になると主人を起こし、夜に主人が帰宅すると優しく出迎えるといった、一緒に暮らしているからこそのリアルなコミュニケーションを楽しめる。さらに、天気情報を教えてくれたり、家電と連携してテレビをつけたりしてくれるという。
価格は税別29万8000円。2016年12月に予約販売を開始し、約1カ月で限定台数である300台に達したという。
LINEはウィンクルと資本業務提携し、同社の株式の過半数を取得して、連結子会社化することに合意。両社は、ウィンクルの技術開発力やノウハウを活かしながら、LINEのクラウドAIプラットフォームClovaを活用したバーチャルホームロボットの共同開発を進めるとしている。
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