国際物流向けクラウドサービスが優勝--「B Dash Camp」ピッチアリーナ - (page 2)

山川晶之 (編集部)2017年08月06日 12時00分
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 そのほかのファイナリストは、難読症や視覚障がいを持つ人向けに、目の前にあるテキストを音読する「OTON GLASS」を開発するParticular Designのほか、衣服・繊維に特化したBtoB向けフリマサービス「SMASELL(スマセル)」を展開するウィファブリック、ビジネスチャットサービス内のチームコミュニケーションからエンゲージメントを可視化する「A;(エー)」を展開するLaboratik、エンタメCtoCサービス「Pato」を手がけるキネカがファイナリストに選出された。

 OTON GLASSは、中央にカメラを内蔵したメガネ型ウェアラブルデバイスで、眼鏡のフレームに内蔵されたボタンを押すと、ユーザーが見ているテキストを音読してくれる。メガネ型デバイスはハンディタイプのコンピュータと接続され、カメラが撮影した画像をクラウドに送信すると、画像認識・音声処理を実行。それをOTON GLASSに戻し、スピーカーから発話するシステムだ。読み込んだ日本語や英語を別の言語に翻訳することができるため、海外旅行やインバウンド需要に対応することができる。


Particular Design代表の島影圭佑氏

「OTON GLASS」のシステム

 SMASELLは、衣服・繊維に特化したBtoBフリマサービス。企業が持つデッドストックを企業間で取引できるようにするためのプラットフォームだ。アパレル業界では、毎年膨大な量の繊維商品が処分されており、不動在庫については業者が二束三文で買取るか、処分していたという。それを再度流通させることで、資源の有効活用が可能なほか、環境負荷の低減も実現できるという。SMASELLでは、サンプルの取り寄せや価格交渉が可能なほか、佐川急便、西濃運輸などとグローバルでのロジスティクス連携も実施している。


ファイファブリック代表取締役社長の福屋剛氏

BtoBフリマサービス「SMASELL」

 A;は、自然言語処理を通して、Slackを使っているチームメンバーの会話からエンゲージメントを可視化するボットサービス。フリーランスやクラウドワーカーの増加により、相手の顔を見ずに働く機会も増えているが、メンバーの誰がどういったコミュニケーションを取っているのかを、その日のレポートやダッシュボード上から把握することができる。


Laboratik代表取締役社長の三浦豊史氏

「A;」のダッシュボード画面

 Patoは、面接を経て登録されたタレント、芸人、占い師、歌手、大学生、一般人などのキャストと最短30分でマッチングするエンタメCtoCサービス。キネカ代表取締役社長の籔本崇氏は、街コンサービス「コンフィアンザ」をミクシィにバイアウトした人物。Patoでは、キャストによるライブ配信機能や、それに付随する投げ銭機能なども実装予定。キャストの育成にも力を入れるとしている。なお、CtoC向けのサービスであること、派遣するのではなくマッチングであり、キャストに拒否する権利があることなどを含め、風営法に抵触しないことは弁護士に確認しているという。


キネカ代表取締役社長の籔本崇氏

キャストと最短30分でマッチング

相互レビュー機能などを実装

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