Amazonが企業向け事業の強化を図り、次なる大型買収に乗り出す可能性がある。
Amazonは、企業向けメッセージングサービスを提供するSlackの買収を検討しているという。Bloombergが米国時間6月15日に報じた。記事によると、Slackは他の技術企業からも買収に関する問い合わせを受けているという。Slackはサンフランシスコを拠点としている。評価額は90億ドルを超える可能性があるとBloombergは報じている。
Slackを買収すれば、Amazonの法人顧客拡大に寄与するだろう。Amazonは2017年に入って会議サービス「Chime」を発表しており、Amazon Web Services(AWS)クラウド事業の拡大を続けている。
米CNETはAmazonにコメントを要請したが、すぐに返答は得られなかった。Slackはこの報道に関するコメントを控えた。
もし買収が成立すれば、Amazonにとっては過去最大規模の買収となる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」