業務コラボレーションプラットフォーム「Slack」に、とりわけ重要なメッセージに個々のユーザーの注意を促すための新機能が追加された。
「Highlights」(ハイライト)と呼ばれるこの機能は、SlackのSearch, Learning, & Intelligence(SLI)グループが開発した2つ目のメジャーアップデートだ。1年前に結成された、12人の従業員で構成されるSLIは、検索や機械学習の技術を活用してSlack上にインテリジェントなレイヤを構築することに取り組んでいる。
今や合計デイリーアクティブユーザー数500万人、有料会員数150万人を誇るSlackによると、Highlightsは、各ユーザーにとって最も重要な情報を最大限の確率で予測するという。
Highlightsは、Slack内でのユーザー、チャンネル、ファイル、アプリとの個々のやり取りをベースとし、ユーザーによる同プラットフォーム上の使用状態に基づいて、時間とともに改善されていく。Highlightによって選択されたメッセージは、ユーザーが作業するチャンネル内に直接表示されるとともに、「All Unreads」の最上部に配置される。
「Highlightsは、時間とともにますますパーソナライズされていく」とSlackのブログ記事には記されている。「ユーザーと共に働くチームメイトや、ユーザーがよく使用するチャンネルによって、Slackはそのユーザーにとって重要な情報のやり取りを学習していく。Highlightが特に有効であったり、逆に的外れであったりした場合は、各Highlightの親指を上げたアイコンと下げたアイコンによって直接フィードバックを提供することができる」(Slack)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス