最大1GBのファイルをブラウザから共有--モジラの新ツール「Send」

Liam Tung (CNET News) 翻訳校正: 水書健司 長谷睦 (ガリレオ)2017年08月03日 10時42分
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 「Firefox」を提供するMozillaが、3つの新しい実験的ツールをリリースした。その1つが、最大1Gバイトまでのファイルに対応する、シンプルでセキュアなファイル共有サービス「Send」だ。

 Sendの現行バージョンでは、使い捨てのリンクを用いて、セキュアな方法で連絡先にファイルを送信できる。暗号化されたファイルはMozillaのサーバに保存されるが、1回ダウンロードされた直後、または24時間が経過した時点でリンク切れとなり、削除される。


提供:Mozilla Firefox

 Sendは、Mozillaの「Test Pilot」実験の1つとして提供される。通常、Test Pilotの実験的機能を使うにはアドオンが必要だが、Mozillaによれば、Sendのウェブアプリケーションは「あらゆるモダンブラウザーで」で使用できるという。

 まずはブラウザでSendを開き、アップロードボックスにファイルをドラッグすると、暗号化キーを含むリンクが生成される。あとはそれをメッセージで送るだけだ。

 Sendを使う前に、Mozillaのデスクトップ版ブラウザの最新バージョン「Firefox 54」にアップデートする必要がある。また、Sendは「Chrome」でも機能する。

 Firefox Sendは、AES-GCMアルゴリズムを用いた「WebCrypto API」を使って、ブラウザ内でファイルの暗号化と復号を行う。したがって、ファイルはMozillaのサーバへ送信される段階ですでに暗号化されており、Mozillaはそのファイル名とファイルサイズは受け取るものの、ファイルの内容を見ることはできない。

 Test Pilotチームは、これと併せて、音声でFirefox内の検索ができるツール「Voice Fill」も公開した。こちらは現時点でGoogle、Yahoo、DuckDuckGoの検索ページをサポートしている。また、ブラウザのサイドバーに表示されるシンプルな1ページのメモ帳、「Notes」もリリースされた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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