UPDATE Appleは米国時間8月1日、2017会計年度第3四半期(7月31日締め)の決算を発表し、「iPhone」販売台数が前年同期比で2%増加して4100万台だったことを明らかにした。iPhone販売台数が驚くほど減少した第2四半期とは逆の動きだ。iPhoneの売上高は248億5000万ドル。前年同期は240億5000万ドルだった。
第3四半期は、売れ行きが最も鈍化する傾向が高い。9月上旬と広く予想されている次期iPhoneの発表が近いためだ。
Appleの第3四半期利益は87億2000万ドル(1株あたり1.67ドル)で、前年同期の78億ドル(1株あたり1.42ドル)から増加した。売上高は7.2%増の454億ドルだった。
Yahoo Financeによると、アナリストらの平均予測は、売上高449億ドル、1株あたり利益1.57ドルだった。
6月のWWDCで発表された新しい10.5インチ型「iPad Pro」は、タブレット市場に強く求められていた活気をいくらかもたらした。Appleのタブレット出荷台数は13四半期連続で減少していた。
しかし、今期は減少しなかった。販売台数は15%増加して1140万台となり、売上高は2%増加して50億ドルとなった。
「Mac」については、販売台数は前年同期比1%増の430万台、売上高は7%増の56億ドルだった。
Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏は、サービス事業について誇らしげに語ることが多い。同事業には、月額10ドルの「Apple Music」サブスクリプション、「iCloud」ストレージ、「iTunes」ミュージック、App Storeの売上手数料が含まれる。増減するハードウェア販売台数とは異なり、同事業は、より多くのユーザーがより多くのApple製品を使うほど、成長する傾向にある。
同部門の売上高は22%増加して73億ドルだった。
「その他の製品」の売上高は23%増の27億ドルだった。これには、「Apple Watch」、「AirPods」、「Beats」ヘッドホン、その他のアクセサリ製品が含まれる。同社は、注目度の高いApple Watchを含め、個々の製品ごとの内訳は明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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