LIFULLは8月1日、「LIFULL HOME’S」サイト上で、既存住宅の建物検査の結果をまとめた「住宅評価書」を公開した。「LIFULL HOME’S 住宅評価」の一環として掲載する。
LIFULL HOME’S 住宅評価は、消費者の既存住宅購入にまつわる不安を解消し、現在日本の住宅市場で2割程度に留まる既存住宅の流通活性化を目指し、提供するもの。国土交通省が推奨する基準に則って、信頼性の高い建物検査が行われた物件のみを掲載し、対象となる物件は、物件一覧からアイコンで識別できるほか、対象物件だけをまとめた特集ページも設ける。
対象物件のうち、LIFULL HOME’Sが定めた基準をクリアした物件を「LIFULL HOME’S 認定物件」として表示。認定は「価格査定」「瑕疵(かし)保険」「設備保証」「シロアリ検査(※戸建てのみ)」の4つの項目ごとに実施する。
通常の査定では、建物と土地を合算した価格だけが表示されるが、LIFULL HOME’S 住宅評価では、それぞれ査定した金額を表示。より安心して購入できる物件がひと目でわかるとしている。
LIFULLでは、建物検査のパッケージサービスの提供や住宅評価書の情報公開、提携ローンの開発など、総合的な取組みをすることで、日本の既存住宅市場の活性化に貢献していく。
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