同日の発表会で登壇したDMMバヌーシー事業統括の野本巧氏は、「2年ほど前に個人馬主の友人と食事をしていたら、(友人の)スマートフォンに自分の馬が走るレースの情報が送られてくると言われて驚いた。今週は土日で8レースあると言われて、少なくとも僕はそんな経験をしたことがない、いいなと思った」と、DMMバヌーシーの開発のきっかけとなったエピソードを紹介。
また、当初はサービス名に“一口馬主”という言葉を加えようと考えたが、JRA(日本中央競馬会)より、「馬主資格を持てるのは、個人馬主、法人馬主、10人以下の共同保有馬主のみ」という理由で断られてしまったという。そんな時、元世界記録保持者でモロッコ出身の米国マラソン選手ハーリド・ハヌーシ氏の記事を目にし、「その国の英雄になるようなスターホースになってほしいという思いから、ハヌーシと馬主(バヌシ)をかけてバヌーシーにした」(野本氏)と、サービス名の由来を明かした。
レースの結果に応じて分配金を受け取れることもDMMバヌーシーの特徴だが、この点については「このサービスを投資と捉える方にはお勧めできない。この商品は、元本を下回る可能性が極めて高い」とコメント。少額でも馬主になれることで、その馬により愛着を持ち応援できることがサービスの本質だと説明し、そうしたコンセプトに賛同できる人にだけ使ってほしいと強調した。
ゲストで登場したおぎやはぎの小木博明さんは、「システムが画期的で、1万円からいろいろな馬を所有して共有できる喜びがある。小さい頃から成長過程を見ることで、自分のペットのように感じるようにもなり、最終的には(レースの)着順よりも無事に走ってほしいという感情になるのでは。この感情を1万円でみんな持とう!」と語り、場内の笑いを誘った。
続いて、おぎやはぎの矢作兼さんは、「僕は競馬が好きで馬券を買って楽しんでいたが、自分の持っている馬が走るという感情は味わったことがない。長年、競馬の番組をやっていた時に、馬主になりたいと何度も思ったが、敷居が高すぎて中々なれるものじゃない。(DMMバヌーシーなら)手軽に馬主になれるので、そういう人にはありがたいシステム」と評価した。
また、小嶋陽菜さんは、「私自身も競馬が大好き。競馬ファンの方には、私が(馬よりも)馬券が好きというイメージがあるかもしれない(笑)。もちろん高配当は嬉しいけれど、やはり競馬はストーリーが大事。DMMバヌーシーで新しいドラマがたくさん生まれると思うので、競馬をしたことがない女性にも楽しんでほしい。私は“バヌ女”として参加したい」と語った。
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