「Curie」を搭載した開発ボード「Arduino 101」の発売から2年を経て、Intelがこのハードウェアの販売を終了することになった。
半導体大手のIntelは、2015年に発売したCurieモジュールの生産終了を明らかにした。このモジュールは価格30ドルのArduino 101(米国外での名称は「Genuino 101」)に組み込まれ、より一般的なARMベースのArduinoボードに代わる、Intelの「Quark」ベースの選択肢となっていた。
Curieの生産終了に伴い、Arduino 101もまもなく市場から消えることになる。しかし、IntelはArduino 101の供給を続けるために「別の製造者とともに鋭意努力している」としている。
このところIntelは、ウェアラブル機器や消費者向けIoT市場を視野に入れて2014年に打ち出した製品の多くに関して、撤退を余儀なくされている。
2017年6月、Intelはコンピュータモジュール「Galileo」「Joule」「Edison」の販売終了を発表したが、このときはCurieに関する言及はなかった。
Curieは米国時間9月15日まで販売が続けられ、Intelは9月17日をもってArduino 101の注文の受け付けを終了する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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