何百枚もの写真や巨大な動画ファイルを外付けハードドライブにコピーすることが多い人に朗報がある。USBポートの転送速度が再び2倍に向上しようとしている。USB 3.0 Promoter Groupが米国時間7月25日にUSB 3.2を発表した。
USBは、あらゆるスマートフォンやPCがデータの転送に使用するポートで、現在の最大転送速度はUSB 3.1の10Gbpsだ。新しいUSB 3.2技術は、端末が最新のUSBハードウェア(具体的には、最新の「USB Type-C」コネクタおよびケーブル)を採用している場合に利用可能な新しいケーブルを使って、転送速度をUSB 3.1の2倍に引き上げる。
正確に言えば、そうなる可能性がある。業界団体のUSB Implementers Forum(USB-IF)は、現時点では20Gbpsの提供を約束することに前向きではない。USB-IFがパフォーマンスに関して何らかの約束をする前に、マーケティング計画を完成させる必要があると見られる。
いずれにせよ、データをドライブから復元したり、音楽コレクションをバックアップしたり、カメラから動画を転送したりするとき、より高速なUSBは便利である。将来、USB Type-Cを使ってビデオモニタを接続できるようになる可能性もある。
USB 3.2技術とは、ケーブル上でのデータ転送方法を定義するものだ。USB Type-C技術とは、プラグとケーブルの外観を定義する物理的な仕様を指す。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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