Googleの最高経営責任者(CEO)を務めるSundar Pichai氏は、親会社のAlphabetが米国時間7月24日に開催した決算発表の電話会見で、2017年中にスマートフォン11機種がGoogleの仮想現実(VR)ソフトウェア「Daydream」をサポートする予定であることを明らかにした。その後Googleの広報担当者は米CNETに対し、この発言を認めた。
Pichai氏の発言は次の通りだ。
われわれは引き続き、次世代のコンピューティングプラットフォーム、VR、拡張現実(AR)に取り組んでいく。2017年中に、サムスン、LG、Motorola、ASUSなどのメーカーから11のDaydream対応デバイスが市場に登場するだろう。
Googleは2016年、VRヘッドセット「Daydream View」を発表した(これにより、「Google Cardboard」は安っぽい段ボールにしか見えなくなった)。発売時点でDaydream Viewに対応するスマートフォンは「Google Pixel」と「Google Pixel XL」だけで、それ以降ごく一部の「Android」デバイスだけがDaydream Viewに対応してきた。とはいえ、VRに参入するGoogleなどの企業を別にすれば、ほとんどの人はまず好きなスマートフォンを選ぶもので、GoogleのVRに対応しているかどうかは、購入する条件の優先度としてはるかに低くなるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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