グーグルへの巨額制裁金、それでも21%増収のAlphabet

Natalie Gagliordi (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年07月25日 08時02分
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 Alphabetの2017会計年度第2四半期の決算(6月30日締め)は、売上高が予測を上回った。欧州連合(EU)の欧州委員会は6月、独禁法違反で過去最高額となる24億2000万ユーロの制裁金を、同社の子会社であるGoogleに科していた。

 Alphabetのトラフィック獲得コスト(TAC)を含む売上高は前年同期比21%増の260億ドル、非GAAPベースの利益は35億2000万ドル(1株あたり5.01ドル)。アナリストの平均予想は、売上高が256億5000万ドル、1株あたり利益4.49ドルだった。

 TACを除く純売上高は208億7000万ドルと予測されていた。AlphabetのTACを除く売上高は209億2000万ドルで、その予測を上回った。

 GoogleがEUに制裁金を科されたことは、同四半期のアナリスト予測に大いに影響を与えた。金融サービス企業Stifelは、1株あたり利益の予想を7.91ドルから4.02ドルに下方修正し、JMPも8.54ドルから4.64ドルに修正していた。Alphabetによると、EUの制裁金を除けば1株あたり利益は8.90ドルだったという。

 Googleの売上高は、前期の245億ドルから増加して257億6000万ドルとなり、Alphabetの第2四半期売上高の大部分を占めた。Googleの事業には、エンタープライズクラウド、ソフトウェア、データ管理製品などが含まれる。

 広告クリック1回あたりの利益を表す、クリック単価(CPC)は前年同期比で26%減少した。Googleの総広告売上高は227億ドルだった。

 「Waymo」「Nest」「Fiber」のほか、Alphabetのヘルスケア関連の取り組みやその他の投機的なプロジェクトを含むOther Bets部門の売上高は2億4800万ドル、営業損失はやや減少して7億7200万ドルだった。前四半期の損失額は8億5500万ドルだった。

 第3四半期について、アナリストらは売上高が267億ドル、非GAAPベースの利益が1株あたり8.43ドルと予想している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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