通話する姿がユニークだったので、指をBluetoothイヤホン化するブレスレット型のスマートフォン用アクセサリ「Sgnl」を以前取り上げた。クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で目標金額の30倍弱もの支援を集めた人気キャンペーンとなったが、意外な実用性が評価されたのだろう。
もしかしたら、「通話スタイルは耳に指」の時代が訪れたのかもしれない。そこで今回は、Sgnlと同じく耳に指を当てて通話などができるスマート指輪「ORII」を紹介しよう。現在Kickstarterで支援募集中。
ORIIは、Bluetoothでスマートフォンと連携し、通話や通知などの機能を提供する指輪。ただし、音をスピーカから出すのではなく、骨伝導技術を採用。音声信号は振動として指に伝えられるので、ユーザーがその指で耳に触れると音が聞こえる。「Dual CapSense」ボタンを長押しすると、音声アシスタント機能の「Siri」または「Google Assistant」を起動できる。
通話時にスマートフォンをバッグやポケットから出したり、画面を見ながら操作したりする必要がない。音が指を介して伝わるため、駅のホームなど騒がしい環境でも相手の声が聞き取りやすい。逆に、静かな環境で音が周囲に漏れることも防げる。
スマートフォンからの通知は、LEDの光で伝えられる。通知を許可するアプリや、光の色などは、アプリで設定可能。
IPX7相当の防水性を備え、水がかかる程度の濡れ方ならば問題ないという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月17日まで。記事執筆時点(日本時間7月24日14時)でキャンペーン期間は24日残っているが、すでに目標金額3万ドルの4倍を超える12万ドル以上の資金を集めている。
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