Microsoftは米国時間7月7日、PC向けの最新の「Windows 10」ビルドを試すことができるFast Ringプログラムで、最新のビルドを公開した。多数の新機能や機能強化が加わっている。
最新のテストビルド「Build 16237」では、Windowsのシェルに変更が加わり、デバイスを高DPI画面で利用しているユーザーが感じていた問題が一部修正された。「Surface」デバイスユーザーは経験済みかもしれないが、端末をドッキングした際などにデスクトップアプリがぼやけることがあり、Windowsをログアウトして再ログインする必要があった。
最新のビルドリリースを伝えるMicrosoftの公式ブログによると、ユーザーがデスクトップアプリを再起動するだけできちんとレンダリングできるようになったという。Windows Insiderを統括するDona Sarkar氏は、今回のアップデートではすべてのデスクトップアプリを対象としておらず、Universal Windows Platform(UWP)アプリには適用されないとしている。
「Hyper-V」には新しい“仮想マシンギャラリー”が追加された。ただし、今回のビルドではこのギャラリーの存在が分かるものの、まだ中身はない。
さらに「Edge」ブラウザ、通知とアクションセンター、「My People」も強化された。タッチキーボードも強化されたほか、前回のWindows 10 Insiderビルドでタスクマネージャーに加わったGPUパフォーマンスの表示に関するアップデートも改良されている。
「Cortana Camera Roll Insights」「Cortana Lasso」、及びクロスデバイスの「Map Handoff」機能(ユーザーがPC上で位置を検索した後、自分のモバイル端末で行き方情報を共有できる)は削除された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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