ドローンの愛好家で、自分の機体を米連邦航空局(FAA)に登録した人は、登録料5ドルの返金を受けるとともに、提出したデータを削除してもらう資格があるかもしれない。
ドローンの登録制度は2年前に導入され、所有者に対し1人につき5ドルを支払うよう求めており、従わない場合は刑事罰を科される可能性がある。一方、ドローンの販売は増加の一途をたどっており、ここ1年で売上高が2倍以上になっている。
しかし、米控訴裁判所が5月、登録規則は「FAA 近代化および改革法」に違反しているとの判断を示したことで、FAAの登録プロセスは混乱に陥った。この法律は、「(FAAは)模型飛行機に関するいかなる規則も法令も公布してはならない」と定めている。
返金を希望するドローン所有者は、自分の機体を娯楽目的に限って使用していること、地域の安全指針に準拠していることなど、いくつかの要件を証明する必要がある。
FAAは返金とデータ削除の申請フォームをオンラインに掲載している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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