米連邦航空局(FAA)は米国時間12月14日、米国在住者にホビー用ドローンの登録を義務付けることを明らかにした。登録は2016年2月19日までに、ドローン登録用ウェブサイトで済まさなければならない。FAAによると、登録の受け付けは12月21日から始まり、2016年1月20日までは無料だが、それ以降は5ドルの登録料が必要になる。
諮問委員会の助言を受けて、FAAは重量0.55ポンド(約250g)から55ポンド(約25kg)までのホビー用ドローンの登録を義務化すると述べている。この重量範囲には、たとえば549ドルで市販されている「Parrot Bebop 2」のような、比較的小型のドローンも含まれる。
このFAA規則は、ホビー用ドローンのみに適用される。商業目的でのドローンの利用は、FAAが当該企業に特別な許可を与えた場合を除き、原則として禁止されている。FAAは2016年半ばまでに、ドローンの商業利用を合法化する規則を公開する予定だ。
ホビー用ドローン向けの規則には次のように記されている。「航空機の登録を怠った場合、民事罰として最高2万7500ドルの罰金を科される可能性がある。また刑事罰として、最高25万ドルの罰金を科される可能性がある」
FAAは、このドローン登録システムの運用費として、2020年までに約5600万ドルを見込んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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