Bloombergによると、Appleはドローンを飛行させて「Apple Maps」用のデータを収集するための認可を米連邦航空局(FAA)から得たという。
Appleは、Apple Mapsをアップデートするためにドローンを使用するロボット工学とデータ収集の専門家チームを編成したとBloombergは報じている。Apple Mapsは「Google Maps」と競合する。
Appleは現在、ミニバンを走行させてデータを収集しているが、ドローンはより機動力の高い手段であり、道路標識や車道を調べて工事や新しい障害物の最新情報を得ることができる可能性がある。
文書によるとFAAは3月、Appleに対し「データ収集、写真撮影、動画撮影のための無人航空機システムの運用」を認可したという。Appleは、ドローンチームの運営を支援するため、Amazonの「Prime Air」チームに所属していた人物を雇用したとされている。
またAppleは、建物内のビューなどMapsの新機能を開発しているようだ。Bloombergは2015年に、Appleが屋内マップを提供するために新興企業Indoor.ioを買収したと報じた。屋内マップは、空港や美術館などの建物内のナビゲーションを実現する可能性がある。
すべて計画通りに進めば、Appleは2017年に新しいMaps機能をリリースすると予想される。Appleは、車載ナビゲーションの改善にも取り組んでいるという。その1つとして、運転中の車線変更時のガイダンスが改良されるとBloombergは報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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