Nokiaブランドのスマートフォンを製造しているフィンランドのHMD Globalは現地時間7月6日、独Carl Zeiss傘下でイメージングを専門に手がけるZEISSとの独占的提携を発表した。両社は今後、協力してNokiaのスマートフォン向けにカメラを開発していくことになる。
Nokiaの次期スマートフォンには、ZEISSのレンズを採用したカメラが搭載される可能性が高い。両社はカメラ技術のあらゆる側面で協業する予定で、これにはレンズ、センサ、ソフトウェアなど、すべてが含まれるということだ。
HMDの最高マーケティング責任者(CMO)を務めるPekka Rantala氏によると、この提携は「極めて長期にわたる」ということだが、同氏は具体的にどの程度の期間を指すのか明らかにしなかった。何が提携の中心になると思われるかといえば、ありとあらゆるものを包括するものになりそうだ。
Rantala氏は事前説明会で米CNETの取材に対し、次のように述べた。「動画は、多くのイノベーションをもたらされると思われる分野だ。拡張現実(AR)は、間違いなく重要な分野の1つだ。今後、両社でブレインストーミングしていく」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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