「macOS High Sierra」のパブリックベータがリリース

 Appleが米国時間6月29日、「macOS High Sierra」のパブリックプレビュー版をリリースした。Appleのベータテストプログラムにサインアップしたベータテスターは、macOS High Sierraのベータ版をダウンロードできる。

 macOS High Sierraの狙いは、「macOS Sierra」を改善し、より洗練されたものにすることだ。このアップデートでは、ファイルシステムが「Apple File System(APFS)」に変わるほか、Appleの「Metal」グラフィックスAPIの次世代バージョンで、機械学習や外付けGPU、VRに対応する「Metal 2」をサポートする。

 また、「HEVC」(H.265)が採用されるほか、多くの既存アプリもアップデートされる。「Photos」には、新しい常駐サイドバーのほか、「Curves」「Selective Color」「Live Photos」の編集ツールも追加される。「Siri」はより自然な声になり、「Apple Music」関連の機能も増える。

 「Safari」は、新しい動画自動再生防止機能や、ユーザーのプライバシーを保護する「Intelligent Tracking Prevention」を提供する。「Mail」はストレージの最適化により、必要な容量が35%削減される。新しい「iCloud Drive」ファイル共有オプションや「iCloud」の家族向けストレージプランも追加される。

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