Appleのハイエンドスマートスピーカ「HomePod」が、他のモデルよりも優れた音質を約束していると聞いて、いまからワクワクしている人もいるのではないだろうか?
最新の調査結果によると、そのような人は米国の消費者の中では少数派だ。
この調査は、Morning Consultが米国時間6月8日から12日にかけて、2200人の成人を対象に行ったものだ。質問の内容は、音声制御のスマートアシスタントを購入する際に、最も重視する要素は何かというもの。回答者のうち、価格を最も重視すると答えた人は30%を占め、デバイスの音声認識の精度が最優先と答えた人(14%)の2倍以上もいた。
もちろん、音質や互換性などはどうでもいいという話ではない。ただ、価格が他の要素に勝るというだけのことだ。
そうなると、12月に349ドルで発売予定のHomePodは、苦戦を強いられるかもしれない。2014年後半にスマートスピーカ事業に参入したAmazonの「Echo」の定価は179.99ドルで、2016年に発売された「Google Home」は、129ドルで販売されている。
この調査の詳しい結果は、 Morning Consult が英文PDFで公開している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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