米ウィスコンシン州は、ガジェット製造業界の大手企業をぜひとも誘致したい考えのようだ。
Associated Press(AP)は米国時間6月14日、ウィスコンシン州とAppleのサプライヤーであるFoxconnが州内での工場開設について協議していることを、交渉について直接知っている匿名の情報筋の話として報じた。
APの報道によると、数千人の雇用が見込めるこの工場建設については、ミシガン州も手を挙げているという。Foxconnは2016年12月の時点で、The Wall Street Journalの取材に対し、米本土での工場建設を検討していると述べていた。
Donald Trump米大統領はウィスコンシン州ミルウォーキーを訪問中の14日に、この交渉について言及していた可能性がある。報道によると、Trump大統領は、再選を目指しているウィスコンシン州のScott Walker知事に対して、「まもなく、非常にうれしい驚き」があるかもしれないと述べたという。
Trump大統領は、「われわれは、電話、コンピュータ、テレビの、驚くほど大手のメーカーと交渉していたところだ」と述べたと、APは伝えている。
米CNETはFoxconnに対し、ウィスコンシン州での工場設立に関する報道について確認とコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。ウィスコンシン経済開発公社(WEDC)の広報担当者は、未定の案件についてはコメントしないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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