Googleはフラッグシップスマートフォン「Pixel」の未来のバージョン向けに独自チップを開発しているのだろうか。
Varietyの米国時間6月13日の報道によると、Googleが新たに行った重要な人材雇用は、その可能性を示唆しているという。同社が雇ったのは、Appleで勤務した経験を持つManu Gulati氏というエンジニアで、報道によると、Gulati氏は「iPhone」「iPad」「Apple TV」のカスタムチップの開発に関与したという。
Googleはコメントを控えたが、Gulati氏のLinkedInプロフィールでは、現職がGoogleのリードSoC(システムオンチップ)アーキテクトとなっている。Googleは同社の人材募集ページで、SoC関連の求人をほかにも複数掲載している。
Appleにコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この動きは専門的で当てにならないと思われるかもしれないが、もし本当なら、Googleの端末に大きな影響を及ぼす。独自チップを開発することで、Googleは自社の端末をより強固に管理できるようになる。プロセッサをより効果的に最適化して、エネルギーを節約することも可能になるだろう。
Googleが2016年10月に発表した現行のPixelスマートフォンは、Qualcomm製のプロセッサを使用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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