中国の電気通信技術ソリューションプロバイダーであるZTEは、ソフトバンクと提携したことを発表した。東京で6GHz以下(サブ6GHz)の4.5GHz帯で5Gの実証実験をするという。
ソフトバンクは、東京の都心部という現実の環境で、ZTEの5Gネットワークソリューションを使って5G通信を試験する。
ZTEとソフトバンクは、Massive Multiple-Input Multiple-Output(Massive MIMO)技術など、プレ5G技術の研究開発で協力してきた。この提携関係が今後、5Gの新しい無線帯域を利用するNew Radio(NR)などに拡大される。
ZTEでチーフサイエンティストを務めるXiang Jiying氏は次のように述べた。「当社は、Massive MIMOなどの主要な5G技術でソフトバンクと長期にわたり提携している。そうした取り組みを拡大し、5G NRに向けた準備を加速できることを喜ばしく思う」
「われわれは、ZTEがエンドツーエンドの5Gソリューションをいち早く提供するベンダーになると確信している」(Jiying氏)
ZTEは2月、10Gbps対応の5Gミリ波(mmWave)およびサブ6GHzベースの基地局をリリースする計画を発表した。この基地局は、3GPPの5G NR規格と5G向け周波数帯に対応するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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