ソニーは6月12日、ファッション腕時計「FES Watch U」を発売した。あわせて、同日にBA-TSU ART GALLERY(東京都渋谷区)にて、リリースイベントを開催した。
FES Watch Uは、文字盤からベルトまで電子ペーパーで作られた腕時計で、時計全体のデザインを自由に変更することができる。初代モデル「FES Watch」の後継機種にあたり、ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」から生まれたプロジェクト。同社のクラウドファンディングサービス「First Flight」にて、2016年8月よりファンディングを開始し、同年10月に目標金額を達成していた。
本体は、サージカルステンレス(SUS316L)製のケース、ガラス風防、電子ペーパーを挟み込んだシームレスなベルトで構成され、初代と比べて質感を大幅に向上させている。バッテリは内蔵のリチウムイオン電池を採用し、連続動作時間は約2週間。デザインは専用のスマートフォンアプリからダウンロードできるほか、撮影した写真を設定することも可能。また、最大で24のデータを格納でき、1時間に1回デザインを変更できる。
価格は、シルバーとホワイトモデルが4万6000円(税別)、Premium Blackは6万円(税別)となる。カラー別の違いとしては、シルバーとホワイトでは、表面ガラスにミネラルガラスを採用しているのに対し、Premium Blackはサファイアガラスを採用。ケースにもイオンプレーティング加工を施している。
ソニーでは、正式発売に合わせてFES Watch Uの年間キャンペーンを実施。10人のクリエーターとコラボレーションし、FES Watch U向けのデザインとして「TOKYO MONOCHROME」コレクションを発表した。イベントでは、6月時点で発表された7人のクリエーターのデザインをまとったFES Watch Uを展示。来場者はそれぞれのデザインを手に取り、違いを楽しんでいた。
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