ソニーは6月12日、電子ペーパー搭載のディスプレイウォッチ「FES Watch」に第2弾となる「FES Watch U(フェスウォッチ ユー)」を正式発表した。スマホアプリ「FES Closet(フェス クローゼット)」と連携し、オリジナルのデザインを作成できる。同日から発売している。
FES Watchは、ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(SAP)から登場した商品。新モデルとなるFES Watch Uは、2016年にソニーが運営するクラウドファンディングとEコマースのサイト「First Flight」にてクラウドファンディングを実施し、今回正式販売になる。
発売するのはプレミアムブラックの「FES-WA1/B」(税別価格:6万円)、シルバーの「FES-WA1/S」(同:4万6000円)、ホワイトの「FES-WA1/W」(同:4万6000円)。
ボタンを押すだけで簡単に文字盤とベルトのデザインを切り替えられるFES Watchの特徴はそのままに、スマホアプリから撮影した写真や、スマートフォン内のライブラリ画像を取り込むなどして、オリジナルのデザインを作成できる機能を搭載した部分が進化点だ。
12種類のプリインストールされたデザインを用意するほか、国内外のクリエーターによるオリジナルデザインもダウンロードすることが可能。オリジナルデザインは順次追加をしていく予定としている。
また、期間限定キャンペーンとして「TOKYO MONOCHROME」を開催。これはクリエーター10名のオリジナルデザインを無料でダウンロードできるもので、第1弾としてアートディレクターの井上嗣也氏、ファッションブランドANREALAGE デザイナーの森永邦彦氏、書道家の万美氏によるデザインを提供。以降毎月、コラボレーションクリエーターのオリジナルデザインを追加していく予定としている。コラボレーションクリエーターは、イラストレーターの長場雄氏およびエドツワキ氏、ファッションブランドJULIUS デザイナーの堀川達郎氏、ファッションブランドFULL BKデザイナーのDJ DARUMA氏、ほか3名になる。
2015年に発売した第1弾モデルFES Watchに比べ、時計としての高級感を出したデザインにしたほか、電源をボタン電池からリチウムイオン充電池に変更。約2.5時間の充電で、約2週間の連続動作に対応する。
プレミアムブラックのみ、サファイアガラスを採用したほか、イオンプレーティング処理を施し、耐傷性も兼ね備える。
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