アップルのWWDCまとめ--Siriスピーカ「HomePod」、新型「iMac」「iPad Pro」など - (page 2)

 【ソフトウェア(OS)】

ブラッシュアップしたウェアラブルOS「watchOS 4」

 スマートウォッチ「Apple Watch」用OSの新版であるwatchOS 4は、先回りして日時に応じた情報を自動表示するSiri文字盤を採用。情報は、アラームやカレンダー、地図、アクティビティなど、さまざまなアプリから取得する。さらに、ディズニー映画「トイ・ストーリー」のキャラクターが登場する文字盤も追加した。

 そのほかのポイントは、フィットネス機能の強化、音楽アプリの刷新、各種ワークアウト/ヘルスケア用デバイスとのBluetooth連携機能など。

 2017年秋に、Apple Watch向け無償アップデート提供を実施する。


watchOS 4(出典:Apple)
ARや機械学習に対応するモバイルOS「iOS 11」

 「iPhone」「iPad」向けの最新版モバイルOS。決済機能「Apple Pay」の個人間送金対応やSiriの高度化など、数々の新機能を搭載した。開発者向け機能としては、拡張現実(AR)アプリを開発するための「ARKit」、機械学習機能を利用するための「CoreML」といった環境を提供する。

 開発者用のプレビュー版は、米国時間6月5日に提供を開始した。パブリックベータ版を今月中にリリースし、2017年秋に正式版を無償アップデート提供する。


iOS 11(出典:Apple)
秋より無償アップデート提供されるデスクトップOS「macOS High Sierra」

 性能、セキュリティ、信頼性を高めた新ファイルシステム「Apple File System(APFS)」、圧縮率の高いビデオコーデックHEVC(H.265)、仮想現実(VR)コンテンツ制作に対応する新グラフィックス用API「Metal 2」、ウェブブラウザ「Safari」の改善など、改良を施した。

 開発者用のプレビュー版は、米国時間6月5日に提供を開始した。パブリックベータ版を今月中にリリースし、2017年秋に正式版を無償アップデート提供する。


macOS High Sierra(出典:Apple)

 【サービス】

●全面的にデザインを見直したアプリストア「App Store」:

 全面的にデザインを見直し、毎日新たな情報を提供する「Today」タブのほか、新設の「Games」「Apps」タブにより、アプリなどを見つけやすくなるという。

 新モバイルOSのiOS 11に合わせて提供される予定。


App Store(出典:Apple)
「Apple TV」のAmazon「Prime Video」対応

 セットトップボックス「Apple TV」を、2017年中にAmazon.comのビデオストリーミングサービス「Prime Video」に対応させる。

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